派遣サイトに見るプログラマーの需要と供給

需要と供給という関係は、生産物と市場だけではありません。
人と企業との間にも存在しています。
生産物と市場でいえば、変動するものは物の価格であるでしょう。
しかし、人と企業でいえば、変動するものは人の賃金といえるでしょう。

こうした賃金について、よく違いが知ることができるもの、それが派遣企業の仕事情報サイトです。

それぞれの職種ごとに仕事情報が掲載されているので、どのような仕事に高い賃金が支払われるのかというのが比較的分かりやすいと思われます。

例えばプログラマーと事務系では明らかに賃金に格差が生じています。
同じ拘束時間であってもこうした差があるのはなぜでしょうか。

それは、事務系は比較的供給過多にあり、プログラマーは供給過少にあるためです。
事務系は比較的経験や資格や技術といったものを必要としないため、多くの人が事務職での仕事を希望します。

しかし、プログラマーはそれらが重要で、なおかつ若者の理数系離れなどもあり質の良いプログラマーが育ちづらくなってきています。

したがって、需要は増しますが供給力に限りがあるため賃金が上昇します。
派遣企業の仕事情報サイトから知ることができるのは、いわば企業側の需要とそれを反映した賃金です。

フリーの事務系というのは聞きませんが、フリーのプログラマーとして派遣で食べているというのをよく聞くのは、こうした引く手あまたな状況と、それに見合う供給力の低さに由来するものなのです。

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カテゴリー:派遣

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