派遣という働き方について
近年では雇用の形態が多様化しており、正社員をはじめ契約社員やパート等があり、派遣社員もその中の一つです。
雇用契約は派遣会社と結び、その会社と契約をしている企業で仕事をするという雇用形態で、給料の支払いや福利厚生は雇用契約を結んだ会社が行い、毎日の業務についての指示は派遣先の企業から受けます。
厚生年金や健康保険等の社会保険も完備されていますので、給与や賞与等の賃金面での違いを除けば正社員とさほど変わりの無い雇用形態と言えます。
この仕事は、多くは派遣会社に登録することから始まります。
希望の職種や仕事の内容、就業可能な時間帯、曜日、勤務地などを詳細に伝えておけば、自分のスキルに応じた仕事を紹介してくれる事のほか、会社によっては独自に研修やセミナー等を行なっており、希望により受講することが出来たり、会社の都合で転勤や職種の変更が無いといったメリットが多くあります。
その一方で雇用期間が決まっているので、希望を出しても雇用が認められず終了されてしまう点や、正社員と同じ業務を行なっているのに、賞与や退職金が無いといったデメリットもあるのが現状です。
この雇用形態は、家事と育児の両立がし易いことや専門分野のスキルアップに繋がるなどの声が多くあります。
また、契約社員や正社員へのステップアップの為の通過点として活用している方もいます。
小さな子供を持つ主婦などには、仕事を見つけやすい雇用形態と言えるでしょう。
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