PBL教育とは、グループに課題が与えられ、結果を導き出すという、学生参加型の学習方法です
PBL教育とは、「Problem-Based-Learning」の略で、問題に基づいた学習という意味です。
もともとはカナダの大学で開発された学習方法ですが、日本では、創造性やチームワークづくりを強化するために、工学部の授業などに取り入れる大学が増えています。
この教育は、少人数のグループで行われます。
PBL教育では、具体的な課題が与えられて、それについて観察や洞察を行い、グループで話し合い、結果について反省し、学習の再構築を行います。
分かりやすい例で言うと、ここに故障したトースターがあるとします。
課題は、「トースターを直してください」です。
まず、電気に関する一般的な説明があり、学生はそれがどのようにして熱エネルギーに変換されるかを学習します。
その後、電気機器に関する説明があり、家庭用の電化製品がどのように規格化されているのかを学びます。
それらが理解できたら、グループで故障したトースターの修理方法について話し合って直します。
直らない場合は、再度直らない原因について検証する、というような流れになります。
グループ内で十分な討論を重ねながら、学生同士が自発的に問題解決に当たるという学習方法です。
教師が学生に一方的に教えるというスタイルだと、学生が話を聞いていなかったり、居眠りしたりということがありますし、私語なども増えるでしょう。
PBL教育のような学生参加型なら、集中して授業に取り組めます。
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