フィンランドの教育の特徴は誰にも平等であるということ
フィンランドの教育の特徴と言えば誰にでも平等な制度があげられます。
授業料は小学校から大学まで無料です。
1970年代以降の改革によって小学校にあたる初級1年から6年次と中学校にあたる中級7年から9年次に分けられた9年制が義務教育になりました。
小学校に入る前に1年間、未就学児学校という保育園とは違う小学校に入る前の数字や生活のマナーを学ぶ制度があります。
この制度で子供達に小学校に入る前の不安を取除き、この制度も無料で、ほとんどの子供達が通っています。
そして、7歳の8月になると小学校へ上がっていきます。
最終学年の9年生になると成績がつけられて希望の高校に入れるかどうか合否が付けられます。
希望の高校に入れない場合はもう1年延長で10年生を無料で受ける事ができます。
これらの制度は全て無料であってどんな家庭で育っても同じ教育が受けられます。
フィンランドの授業日数は190日間であり世界最低の日数です。
授業日数も少なく授業時間も少ないけれど、子供達の勉強のメリハリを付ける事に寄って一層子供達の勉強意欲が高まります。
受験の為の勉強をするのではなくて、生活、生きて行く為の勉強である事を教えていきます。
日本のように塾に通わないとよい学校に入れない、塾に通えない子供は良い学校に入れないという格差はありません。
誰もが平等に、子供の持った能力を引き出すことが出来、このような平等な制度がフィンランドの国の特徴と言えるでしょう。
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