吊り上げ荷重1トン未満なら特別教育で玉掛け作業をおこなえます

玉掛けとはワイヤーロープ、つりチェーンなどの吊り具を用いてクレーンのフックへの荷かけ、荷外し作業をおこなうことをいいます。
誰にでもできそうな作業ですが、荷をクレーンなどを用いて所定の位置まで安全に運搬するためには、きちんとした知識と技術をもっていないと命にかかわるような重大な事故を引き起こしてしまう可能性があります。

したがって吊り上げ荷重が1トン以上のクレーン、デリック、移動式クレーンの玉掛けの作業は技能講習を修了した人でなければおこなうことはできません。

ただし、吊り上げ荷重が1トン未満のクレーン、デリック、移動式クレーンの玉掛け作業は特別教育をうければ作業をおこなうことができます。
特別教育は各事業所や都道府県労働局長登録教習機関などでおこなわれています。

受講資格に年齢制限などはありませんが、就業する場合は満18歳以上の人に限られます。

クレーンに関する知識や力学、関係法令などを学ぶ教育学科と実際にクレーンを使って作業する教育実技を2日間にわたって受講する必要があり、履修時間は9時間以上と安全衛生特別教育規定により定められています。

ちなみに講習料は1万円から1万5000円程度です。
一歩間違えれば命を落としかねない厳しい労働環境において、正しい知識と技術を身につけることは自らの身を守るためだけでなく、同僚の命やその家族の生活を守るためにも大切なことです。

しっかり教育を受けて安全な作業を心がけましょう。

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カテゴリー:教育

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