家庭教育学級は子供に対し悩みを持つ親同士が交流し学習する場

家庭教育は、親が子供に対して行う私的教育です。
子供の人間形成に作用する親の影響の重要性を考えてみると、親が子供の成長段階に応じた家庭教育の学習をすることは、極めて重要なことだと言えます。

このようなことで、社会教育行政において、従来から親の家庭教育に関わる学習活動の支援を、成人教育の一つとして、国および地方自治体は、家庭教育学級の奨励に努めてきました。

家庭教育学級とは、親や保護者に対し、教育委員会が家庭教育に関わる学習の機会を提供する事業であり、親や保護者が一定期間継続的にグループで学習を行う点に特徴があります。

また、親が子供の心身の発達上の課題を学び、親の役割や家庭のあり方を再認識するなど、学習機会として重要であるということだけでなく、同じ悩みを持つ親同士がお互いに交流し合って、親の自発的学習を促すきっかけにもなっており、高い評価を受けています。

かつて、国は各市町村が設置する家庭教育学級に対して、経費の一部を補助していましたが、現在は廃止され、市町村が自ら実施する事業として、乳幼児を持つ親や父親のための子育て講座や思春期セミナーなど、さまざまな家庭教育学級が開設されています。

近年、少年非行や児童虐待、急速な少子化の動向を踏まえ、家庭教育学級に参加しづらい親や保護者に対する学習支援策の充実、子育て支援ネットワークづくりの強化を進めています。

家庭教育に関わる気軽な相談相手である子育てサポーターの育成や支援、家庭教育手帳の作成配布など、積極的な支援策が講じられています。

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カテゴリー:教育

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