高校段階のキャリア教育について
キャリア教育とは、望ましい職業観や勤労観と、職業に関連する知識や技能を身につけさせ、かつ自己の個性を理解し、主体的に進路を選ぶ能力を育てる教育をいい、進路指導と同意語と言えるでしょう。
キャリア教育の1つに、インターンシップがあります。
インターンシップとは、高校生などが一定期間、企業や事業所で仕事体験をすることです。
高校生などといった学生が比較的短期間の仕事体験や専門学科の実習により、職業観や社会人としてのマナーを身につけ、将来を考えるとっかかりを見つけることが目的になります。
高校のインターンシップと中学の職場体験の大きな違いは、中学の職場体験は、ある仕事を暫定的な窓口としながら社会の現実に迫ることで、高校のインターンシップは、将来進む可能性のある仕事に関連する活動を試しに体験することを通じて、社会人への準備に役立てることが中心となります。
しかし、中学と同じ事業所で体験する場合は、少し事情が変わってきます。
この場合、中学での職場体験を踏まえながら、発達に応じた工夫をすることで、自己の職業適性や進路についていっそう深く考察する意義のある活動になり、インターンシップとして成立します。
キャリア教育を受けることは、望ましい職業観や勤労観と職業に関連する知識や技能が身につくだけでなく、自己の個性を理解し、主体的に進路を選ぶ能力を育てるので、進路選択時に役立ちます。
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