英才教育でトップアスリートを目指せるか
我が子の幸せな未来を願わない親はいません。
出来るものなら子供が持っている才能を引き出して、磨き上げてあげたいと思う親御さんは大勢いることでしょう。
特にスポーツ界では日本人のアスリート達が輝かしい成績を残し、それに続けとばかりに小さい頃からスクールに通わせる、いわゆる英才教育が、特にサッカー・スケート・ゴルフ等のスポーツで人気となっています。
しかし、ここで注意しなければならないことがあります。
子供が小さい頃から一つのスポーツに熱中して楽しむのは良いのですが、トップアスリートを目指す為に「そのスポーツにひたすら専念させるのが英才教育であり、才能を伸ばしてあげること」だと勘違いする親御さんが多いということです。
子供の体の成長過程を見ると、6歳頃から神経系が急激に発達し、10歳位までに完成してしまいます。
これは、脳をはじめ体内で様々な神経が張り巡らされていくという大事な成長時期と言えるので、一つに限られた専門的な運動をこなすのではなく、色々な動きで体を鍛えていくことが、体の発育にとっては非常に大事になります。
事実、世界のトップアスリート達の殆どは、この時期に多種多様な基礎運動をしています。
小さい頃から、遊びを含めて様々な動きや運動を体験していた方が、後にある一つのスポーツに取り組んだ際の上達率が上がってきます。
つまり、英才教育とは、憧れや理想を掲げてそれに到達する為に修練に猛進するのではなく、優れた才能を見出し、それを伸ばしていくということを指すのではないでしょうか。
何処に優れた才能を持っているのかを探ってあげることが、一番の親の務めなのかも知れません。
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カテゴリー:教育