教育学科卒業後の幅広い職業選択

日本における大学の教育学科は教育学部や文学部に設置されており、教員の養成を主な目的としてきた歴史があります。
しかし、少子化などの影響で教員採用が年々少なくなっていることや、教員免許の取得を卒業要件ではなく任意としている、いわゆるゼロ免課程を導入する大学も増え、卒業後の進路として教員以外にもさまざまな職業が選ばれています。

自治体や公共機関で教育や社会福祉関連の公務員、図書館司書や博物館学芸員の資格を活かして学校や美術館への就職というのは想像しやすいですが、出版社、金融や保険、メーカーやIT関連企業など、教育学とは直接関係のないような一般企業への就職も増加傾向にあります。

一見かけ離れているような企業において教育学はどのように活かされているのかというと、社員の人材育成などにも役立ちますし、これからどんどん高齢化していく日本社会においては、高齢者を対象とした生涯学習関連やスポーツ施設においての指導者としても活躍が期待されます。

教育というと一般的に子ども向けと考えがちですが、子どもの教育を考えるとき、学問を教えるということよりも生きる力を育てることが注目されています。

それは大人社会においても大変重要なことで、教育学の基本が「よりよく生きることのできる人間育成」との定義から考えると、子どもからお年寄りまで、学校という枠を超えた社会全体の中で、それが活かされるフィールドはとても広いと考えられます。

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カテゴリー:教育

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