教育学部の紹介とこの学科が設けてある私立大学
将来、学校の先生になりたい人や教育関係の仕事に就きたいと考えている人の多くは、大学進学の際に教育学部を選んでいます。
学ぶ内容は、教員の養成を目的とした教員養成系と教育の理論を勉強する教育学系に大きく分けられ、教員養成系の学部では、教員免許各種の取得を義務付けているところが多いです。
中には、教員免許の取得を義務付けていない総合科学課程も存在し、学生の興味に合わせて、文系や理系といった枠に囚われない様々な学問分野が勉強できるのが特徴です。
教育学の学部では、教育哲学や歴史、心理学等を学習し、学問としての教育のあり方を突き詰めていきます。
学科選択のポイントとして、教員になりたい場合は教員育成系が向いていると言え、教育そのものに興味がある場合や教育学の研究をしたいケースは教育学系を選ぶと良いでしょう。
日本国内の国立大学の多くには教育学部が置かれており、教育学部に関しては国立大学が中心となっている傾向が見られますが、私立大学にも教育学科は存在し、早稲田大学や関西学院大学などをはじめとして多くの大学で力を入れています。
また、教員養成を第一に謳っている文教大学、常葉大学、岐阜聖徳学園大学、明星大学、秀明大学もあり、私立大学を経て教員になる人も大勢います。
近年、大学新卒者の教員人数の少なさが各地で問題視されていましたが、採用者数は徐々に増えており、一般企業の人事担当や教育関係のマスコミなど教員以外の選択肢も広がっているので、将来性のある学部であると言えます。
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