英語の読解力を養う鍵は日本語訳を英文のすぐ下に書き込まないこと
英語を学ぶ際に大切になるのが、英文の内容を正確に読み取る力です。
しかし、一朝一夕に読解力が身につくわけではないので、やるべきことを順を追ってクリアしていかなければなりません。
まずは英単語の語彙を増やし、英文法の規則を正確に覚えることです。
このことはリーディングよりもグラマーの領域だと考えるかもしれませんが、例えば過去形と過去進行形の意味の違いが理解できていなければ正確に意味を取ることはできません。
他の文法についても同様で、単語の顔ぶれから何となく意味はわかるというのではなく、特に動詞の変化を見逃さずにきちんと意味を把握できるようにしましょう。
また、意外と忘れがちなのが英語の熟語です。
熟語はそれを構成するそれぞれの単語とはまるで違った意味になることもあるので、熟語の理解も疎かにしないことが大切です。
ある程度、単語や熟語、文法が頭に入ったら、今度は英文を読む練習をします。
ここでの注意点は、テキストに載っている英文のすぐ下に日本語訳を絶対に書き込まないことです。
日本語訳を書き込んでしまうとそれが常に目に入ってしまうことになり、英文を読む練習になりません。
常に日本語訳が目に入ってくる状況に置かれると、それを見て理解できているような気になってしまい肝心の英文読解力が身につかない可能性もあります。
英文単体で出会った場合でも、しっかりと意味が分かるようにする必要があるのです。
尚、実際に読む練習に入った後でも分からない単語などがあればその都度調べて自分のものにするようにしてください。
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