英語の熟語を学習する上での注意点と効果的な方法
熟語とはいくつかの単語が集まって別の意味を表すというものですが、英語の場合それぞれの単語の意味とは全く別の意味になることもよくあるので、単語の練習と同じくらい熟語の練習にも力を入れるべきです。
単語の意味はわかっているから熟語の意味も自動的にわかるなどと考えてはいけません。
例えば、fewとafewでは意味が全く違います。
fewはほとんどないという意味であり、ほとんどないイコール基本的にはないということになります。
一方、afewは少しのという意味であり、少しのイコール少しはある、基本的にはあるということになり、fewとは真逆の意味なのです。
このことはfewという単語を練習するだけでは覚えられません。
必ず、fewとafewの両方を練習するようにしましょう。
逆に、構成している単語の顔ぶれ通りの意味になるものもあります。
また一つ例を挙げ、all over the worldについて見ていきましょう。
これは世界中でという意味ですが、the worldが世界、allがすべて、overが上を覆うであるので、世界のすべてを覆うイコール世界中で、と意味を捉えられます。
こうした単語の顔ぶれから意味を類推できるものは、練習のときに後回しにするのも可能です。
また、同意するという意味のagreeは、何々に同意するというagreewithという形で出てくるので、あらかじめwithを含めた形で練習しておくと効果的です。
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カテゴリー:英語