英語の主な資格試験の特徴について
英語の能力を示す資格は複数ありますが、中でも英検やTOEIC、TOEFLが有名です。
これらは試験方式などが違うので比較は難しいですが、それぞれの資格の特徴などを見ていきましょう。
英検は学校を試験会場として行われる事が多く、5級から4級までは筆記とリスニング試験をマークシート方式で行い、3級以上はそれらの試験が1次試験として開催され、合格した場合は個人面接による2次試験が行われます。
試験は年に3回行われ、それぞれの学校や塾といった会場で受験が出来ます。
TOEICは級ではなくスコアによって能力を示す試験となっており、リスニングスコアとリーディングスコアのそれぞれ5点から495点、合計10点から990点のスコアで表わされます。
公開テストは年に10回行われますが、会場は英検に比べると限られ、最近はグローバルな展開をする企業の採用活動や昇進などの際の人事考課にも活用されている事から注目されている試験です。
TOEFLは他の2つとは性質が異なり、英語圏の大学といった高等教育機関への留学を希望する人に向けた試験で、長文読解問題から口頭で答える問題まで多岐に渡ります。
試験の所要時間が約4時間と長時間となっており、成績はTOEICと同じく合否ではなくスコアで英語力を示し120点が満点です。
英語の資格試験を受ける際には、進学や就職、留学といった自分が持っている目的に合わせたものを選んで、試験対策の学習を行いましょう。
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