求人における正社員の現状について
経済が上向いていると言われている中で、企業の求人数も増えつつあります。
有名企業ではパートで働く従業員を大量に正社員に登用したり、地域限定の正社員にしたりと雇用の改革にあたっています。
正社員とは特に期間を定めずフルタイムで勤務する正規雇用で雇われた労働者のことで、法律で定義が決まっているわけではありません。
一般的な特徴として、雇用期間が定められておらず定年まで雇われ、賃金も年齢と共に上がって行く年功序列が挙げられます。
しかし現在では、正規雇用に対する概念が変化してきており、終身雇用の見直しや成果主義の導入等を行っている企業が数多くあります。
求人の面からみてみますと、平成25年度の正規雇用の新規求人倍率は0.90倍となっており上昇傾向にあることがうかがえますが、増加の幅は小さく穏やかにとどまっているのが現状です。
求人数の多い業種は、医療・福祉、サービス業、卸・小売業、製造業、建設業、宿泊・飲食サービス業、運輸・郵便業が挙げられ、特に建設業は、震災の復興が急がれていることと、東京オリンピックが開催されることなどから正規雇用が大幅に増えています。
一方で、業種によっては正規雇用の割合が低下しており、全体的には僅かに上昇しているものの、まだまだ売り手市場とまではいっていないようです。
個人の価値観によって様々な働き方がありますが、正規雇用で働く為には、向上心を持って教養を身につける勉強や資格を取るなど自身を高める努力が必要と言えます。
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