名古屋の求人状況と景気について
緩やかに景気は回復していると言われていますが、地方都市の状況はどうでしょうか。
東海地方の代表的な都市、名古屋での求人状況を見てみましょう。
名古屋は自動車産業が盛んで、現在自動車業界が好調なこともあり、求人倍率は日本全国でも上位に位置しています。
自動車業界の仕事が好調であれば、その下請けや部品メーカー、周辺の飲食業やサービス業などにも影響は広がっていき、仕事が増えていきます。
愛知労働局の雇用状況調査報告によると、名古屋地区での労働者の募集状況と仕事を探している求職者のバランスをみる有効求人倍率は、平成25年7月で1.88、8月で1.92、9月で1.93と全国の1.09を上回っています。
特に建設業、卸売、小売業などで求人数が増えており、仕事と求職者のバランス的にはサービス業、専門技術、製造業などでは求職者が少なく人手不足気味ですが、事務や運搬清掃業などでは求職者数が多い状況となっています。
年齢別にみると、60歳以上の高齢の求職者以外では人手不足状況で、仕事を選ばなければ何かしらはあるという状況です。
やりたい仕事と募集している仕事のマッチングがうまくいけば、長く働くことが出来る職場を見つけることが可能な状態となっています。
また、新卒の求人も増加傾向にあり、就職氷河期と言われた不景気からは少し回復してきている様です。
個人消費は持ち直してきたものの、消費税増税後からは足踏み状態が続いています。
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