高度な専門知識を持つ臨床心理士を国家資格化へ

心理士や心理カウンセラー、心理セラピスト等、心を専門に扱う資格は多数ありますが、その中で知名度、取得難易度が最も高いとされているのが臨床心理士です。
心の問題について心理臨床を行い、解決へ向けて援助するのが主な役割で、心理療法には『精神分析療法』『クライアント療法』『行動療法』などいくつかあり、左記の手法を組み合わせる事もあります。

クライアントの状況を把握し各種心理検査をし、どのような援助が一番適切かを検討し、目標を立てる事で心理療法がスタートします。
臨床心理士は、資格取得には最短でも7年かかるとされており、高度な専門養成課程を履修する為に専門の大学院への入学が必要となります。

また、取得後は5年毎の更新が義務付けられています。
日本において、全ての心理職は民間資格であり、7年かけて取得可能であるものでさえも国家資格化されていないのが現状です。

過去にも国家資格化への動きはあり、国会へ法案が提出されましたが頓挫しています。
現在もその動きはありますが、決定への道筋はまだ明らかになっていないようです。

心の問題を抱えた人の数は年々増加の一途を辿っている現状ですので、臨床心理師の活躍の場はとても多いと言えます。

医療においては病院や診療所、リハビリステーション、教育では学生相談室や教育センター、福祉では児童相談所や心身障害者福祉センター、司法では家庭裁判所や少年鑑別院、刑務所、産業ではハローワーク障害者職業センター等幅広く求められています。

しかし、民間資格である為、保険適用にならない事や、他の専門職との医療行為の兼ね合いなど問題点も多々あります。
求められる場所が多い中、活動しにくい状況にある現状を打破する為にも国家資格化が望まれています。

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カテゴリー:国家資格

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