日本の国家資格試験について
国家試験とは、国家資格を取得するために国や地方の公共団体、またはそれらの団体の委託を受けた組織が行う試験です。
日本では、内閣府、文部科学省、総務省、法務省、財務省、厚生労働省、国土交通省、農林水産省、経済産業省、環境省関係の国家資格試験を行っています。
内閣府関係では運転免許や技能検定員、教習指導員、警備業務検定や公認会計士、賃金業務取扱主任者などの試験が該当します。
総務省関係では総通、海通、航空通、陸特、アマチュアを含む無線従事者試験や電気通信主任技術者、工事担任者、行政書士、危険物取扱主任者、消防設備試験といった、主に日常生活に必要な電気や工事の国家資格です。
法務省関係では司法試験や司法書士、土地家屋調査士、財務省は税理士や通関士など財務に関する資格が取得できます。
文部科学省では放射線取扱主任者、技術士、教員資格認定試験、高等学校卒業程度認定試験といった学校関係や技術的な資格試験が行われています。
さらに厚生労働省関係の資格では、医師や歯科医師、保健師、助産師、看護師など医療機関で必要な資格や、診療放射線技師、臨床検査技師、理学療法士や作業療法士、視能訓練士、臨床工学技士、義歯装具士、歯科衛生士、歯科技工士といった特殊な技能試験の他、はり師、あん摩マッサージ指圧師のように自分で開業可能な資格もあります。
また、健康局では管理栄養士や理美容師の資格、医薬食品局では薬剤師と沢山の国家資格があり、これらは専門学校や大学、短期大学を出て受験資格を得られる場合が多いのですが、最近は通信教育で勉強して受けることができる資格も複数見られます。
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