株価ニチイ学館の研究について

株価ニチイ学館については、2月中旬現在で、850円前後で、この数年間400円と1100円の間を行ったり来たりしているいわゆるボックス相場が続いています。

介護業界最大手のニチイ学館の現在の株価が適正かどうかは、有価証券報告書や今後の介護事業の動向、有利子負債事業の動向などを見て判断することになります。

平成25年3月期第3四半期決算短信をみると、売上げは24年度同期と比べ6%増の1995億円になっているのに比べ、営業利益は23.3%減、経常利益は29.0%減と厳しい決算となりました。

これをセグメント別に見ますと、医療関連部門がほぼ変わらず、ヘルスケア部門の営業利益が約100億円増、教育部門の営業損失が、前年7億円の営業利益から一転して26億円の損失、その他事業としてセラピー犬の販売事業が、昨年度2.5億円の営業損失から、1.4億円の営業利益を挙げるようになっています。

このことから、ニチイ学館の株価は、現在新事業の教育部門の営業利益化が当面の課題となって、なかなか株価が上がらない状況が続いていると考えられます。

教育事業は2011年に英会話スクールを展開する企業を買収し、2012年より英会話スクールの全国展開を進めているところですが、少子化や経済情勢の不透明さなどにより、今のところ事業収益につながっていないというのが現状です。

ただし、メインの事業である医療関連部門とヘルスケア部門の中の介護事業は順調であり、教育事業が軌道に乗った時点で株価は大きく変動するものと予想されます。

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カテゴリー:ニチイ

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