中学校と高等学校の資格を取得する方法
教員資格には幼稚園から高等学校まで存在しますが、ここでは中学校と高等学校の資格を取得する方法を述べたいと思います。
中学校・高等学校は各教科に分かれていますので、教科の資格ということになります。
まず、大学でどんな分野の専攻をするかで、教科が自ずと決まってきます。
これは、各々の興味によって異なりますので、自分の好きな学部で学んで下さい。
学部での勉強と並行する形で、教員資格を取るには教職課程を取らなければなりません。
教職課程では教員になるための勉強をし、決められた単位を取得する必要です。
学部で1年間に取得しなければならない科目に、さらに年に2、3科目くらいの教職科目を取らなければならないので、安易な気持ちで、資格を取ろうなどとは思わない方がいいでしょう。
1年生から4年生までまでの間に必要な教職科目を取って行くわけですが、その締括りとして4年次に教育実習があります。
他にどんな教職科目を取っていても、この教育実習を受けなければ資格はもらえません。
また、教育実習をすることによって、自分が教員に向いているのかいないのかの判断をする材料にもなりますので、教職科目の中では最も重要な科目と言えます。
学部の卒業に必要な最低単位をすべて取得し、実習を含めて教職課程の全ての単位を取得すると、無事教員資格を得られます。
中学校と高等学校との両方の教員免許状を手に出来ます。
ただ、教員免許を取ったからといって、誰でもすぐに教員になれる訳ではありません。
教員採用試験というものがありますので、それを受けて合格すれば、晴れて正式採用の教員となれます。
なお、非常勤講師や臨時任用講師という制度があり、こちらは、採用試験に受かっていなくても、登録をしておくことで、臨時的に採用されます。
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