数多くあるIT資格の中で転職に使えるものは、ベンダー試験です
IT資格は数多くありますが、転職に使えるものとなると数が限られてきます。
ここでは役立つ認定試験に関して、少し説明をしたいと思います。
まず、日本唯一の情報技術者向け国家試験である、情報処理技術者試験。
認知度は高く、手当の出る企業も多い有名な試験ですが、転職に使えるかどうかとなると話は違ってきます。
というのも、情報処理技術者試験は国家試験と言うこともあり、私企業の製品の名前や扱い方等を問題中に問うことはありません。
それらを避けているため、どうしても全体的に概念の理解を重視した問題が並び、資格の評価も「実務で即使えるかどうかはわからないが、ベースの知識は十分である」という感じになるため、即戦力を求める中途採用とは若干相性が悪いのです。
もちろん、十分な内容の職務経歴書に添える物としては価値がありますが、これを持って即戦力になるかどうかはわからないというのが実情です。
となればやはり狙い目はネットワーク機器メーカーやソフトウェアメーカーが自社製品を扱うスキルについて問う、いわゆるベンダー試験です。
これらはまさに、その試験に正規の手段で受かっていれば、そのメーカーの試験に対応する機器の扱いに長けていることは保証されるので、対応した機器を採用している企業であれば、ベンダー試験は非常に有効です。
ただしこちらは私企業が利益の追求も兼ねて行なっている認定試験ですから、費用が高額で、自費で受けるには厳しい試験も多いです。
また、ほとんどの資格に有効期限が設けられているのも辛いところです。
どちらも一長一短ですが、企業によってどれが有効かは違いますので、まずは最低でも、転職希望先が採用しているネットワーク機器のメーカー等を調べて、十分に考慮の上で選択するようにしましょう。
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