資格が役立つかは二つの考え方で
どのような資格でも、持っているだけでは意味がありません。
実際に使うことで初めて役に立つものです。
しかし、すべての人にとって効果のある資格が存在しないのも確かといえるでしょう。
重要なのは、自分にとってどのように活用するのかということです。
この点から考えると、資格には二つの要素があります。
一つは、現在の仕事にとって有効かどうかということです。
ボイラー技師や毒劇物取り扱いなどは、独立して仕事が出来るというものではありません。
そのような仕事を必要とする部署に配属される可能性があって、初めて活用できるタイプの資格です。
また、異動を希望するときの条件と考える事も出来るでしょう。
現在の仕事との関連で新しい道を開いたり、よりステップアップするための手段としての資格取得となります。
もう一つは、これから始める仕事にとって有効かという事です。
会計士や税理士などは、会社などへの所属とは別に、独立して仕事をする事が出来ます。
これらの職種については、資格を取得することによって初めて仕事が可能になるので、現在の仕事との関連として位置づけられるものではありません。
また、取得した時点で、それまでの仕事から移行するという事もあり得ます。
最終的には、自分がどのような道を目指すかによるのですが、資格にはこのように大きく分けて二つの種類があることを忘れてはならないでしょう。
特に仕事をしながら取得を目指す場合、資格取得後の具体的な道について、よく検討する事が大切です。
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