通訳の資格には、国家試験と民間の検定があります
外国語を多く利用する仕事として通訳があげられます。
英検の取得やTOEICで高得点を取ることで、この仕事に対して高い実用性を示すことが可能ですが、世の中にはもっと直接的に資格として存在しているものがいくつかあります。
もっとも信頼性が高いものとしては、通訳案内業という国家試験です。
国家試験というとおり、これに合格すれば民間の資格と比べて信頼性はずっと高まります。
日本に来た外国人旅行者に同行し、外国語で観光案内をする仕事が案内業です。
この試験は非常に難易度が高く、ただ外国語が堪能なだけでは合格することが困難です。
日本の文化や地理、建築物、歴史、経済など、様々なことに関する知識が重要になってきます。
また、外国人とコミュニケーションをスムーズに行える人物かを確かめるため、センスや気配りなど仕事に向いているかどうかの人間性も厳正に評価されます。
それだけ難しい試験ですので、合格した方の能力には一定の信頼性を置けるという評価にもつながります。
他には、民間の資格として通訳技能検定というものがあり、これはその道に進む方の登竜門のような扱いといえる検定で、就職を目指すならばまず取っておいた方が良いでしょう。
しかし、1級にもなれば合格率は3パーセント以下ですので、やはり難関といえる検定です。
他にも民間にはいくつかの検定がありますが、主だったものとしてはこのふたつになります。
どちらを受けるにしても難関の試験だけに、取得して損はありません。
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