心の病を癒すカウンセリングの仕事をするための資格
カウンセリングは英語で、日本語では「相談・助言すること」といった意味になります。
それを行う人をカウンセラーと呼び、日本には心理士、心理セラピスト(療法士)、心理カウンセラー(相談員)などの心理職がありますが、国家資格はなく、民間の心理学関連資格が多数存在しています。
メンタルケアが盛んな先進国である欧米諸国に比べると、日本は心の健康に対しての価値観がまだまだ低い傾向にあります。
様々な諸問題から、日本でもスクールカウンセラーが設置されるなど整備されつつある面もありますが、一般市民に広く普及している欧米諸国とは大きな違いです。
仕事の上で技術的には欧米と肩を並べていますが、心のケアは不足しているので、日本人の自殺件数が多いという見方もあります。
今、最も需要が多いのは「臨床心理士」や「産業カウンセラー」です。
「臨床心理士」の資格はいわゆる「心理カウンセラー」で、第一種の場合は、卒業後すぐに同協会が実施する試験を受験でき、合格すれば臨床心理士として登録できます。
第二種では一年間の実務経験が必要です。
「産業カウンセラー」は社団法人日本産業カウンセラー協会が認定する資格で、働いている人全ての人のカウンセラーと言えます。
近年は、雇用の不安定化や成果主義の導入などで職場の環境はますます厳しくなっています。
その為、ストレスから体調を崩す人が増加しており、心の援助をする産業力ウンセラーの必要性が高まっています。
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