大学や専門学校で学べる土木関係の資格
将来ゼネコンや官公庁の地方整備局など土木や建設の仕事に関わりたいと思っている人は、土木工学科のある大学で勉強をすることになります。
土木や建設業の仕事には私達が思っているよりも多くの資格があり、それらの中には大学に在学中に取得できるものや、卒業後すぐに取得できるもの、卒業後に必要な実務経験が短縮されるといった特典が付くものもあります。
例えば、技術士の資格を取得するために必要な技術士補では、大学を卒業する事で技術士第一次試験の一部試験の免除があったり、JABEEの認定教育プログラムを実施している学科では一次試験そのものが免除となる大学もあります。
そして、技術士補を持っていれば、7年程実務経験がなければ受験資格を得る事の出来ない技術士の試験を4年以上の実務経験で受験する事が可能になります。
測量士補や測量士も、普通は試験に合格する事で取得出来ますが、大学で測量士補に関する科目の単位を取得して卒業する事で、卒業後1年以上の実務経験を積む事で申請すれば取得出来ます。
これらの特典や資格は、大学以外にも専門学校を卒業する事で得る事が出来ますが、大学に比べ若干ですが実務経験が多く必要となります。
更に、専門学校では2年で卒業する事が出来ますので、大学よりも早いうちから現場で実務経験を積む事ができ、東日本大震災以降、土木関係、特に土木施工管理技師の資格の需要は高くなってきています。
実務経験が必要な事が多く大変ではありますが、取得する事が出来れば様々な場面で役に立つのは間違いないでしょう。
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