人材派遣協会とはなんでしょうか
人材派遣協会とは、派遣事業に関する相談や指導、援助、雇用の安定などを図るための事業です。
派遣労働者の職業に対するスキルアップの開発を図るための事業も行っており、他にも、派遣事業に関する調査研究、セミナー、講習会の実施なども行っています。
労働派遣法が施行されたのは、1986年7月です。
それ以降、売上高も多く、派遣労働者数も向上の方向にありますし、派遣受け入れ先の企業も増加しました。
派遣業は、社会に労働力を需給するシステムの1つとして、日本の労働市場の活性化と効率化にとって欠かせない存在となっています。
最近では、そうした派遣の浸透に伴って、企業が派遣を活用する場面が、以前は「ノンコア」業務中心でしたが、最近では「コア」の周辺業務まで広がりつつあります。
また、雇用される側にとってもメリットがあります。
それは、現代の女性にとっては生き方が多種多様に選択でき、そうしたライフスタイルの変化に対応する受け皿としても派遣は有効です。
女性のニーズは、様々です。
子育てや介護、家庭の事情で短時間しか働けない場合や、家事に負担のない程度の仕事をしたい場合、あるいは主婦をしながらも責任範囲や仕事内容が明確な働き方をしたいという方などいろいろです。
こうした企業と労働者の多様なニーズの受け皿として、派遣業が今後とも機能していくためには、派遣労働者が安心して働ける就労環境を引き続き整備し、派遣元と派遣先の良好な関係を構築していくことが、人材派遣協会には求められています。
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