人材評価と企業活動のコストパフォーマンス

企業にとって成果を上げる社員を確保して働いてもらうためには、魅力的な給与を支払うことも大切ですが、実は最も効果が高いのは、きちんとした評価を社員に与えることです。
今、モチベーションを高めるだけでは結果が得られないということが言われ始めています。

では、社員がやる気を出して、意欲的に仕事に取り組める要因とは何なのでしょうか。
その答えの一つが「人材評価」です。
よく、子供は「ほめて伸ばせ」と言いますが、大人も変わりありません。

アメリカの心理学者マズローの唱えた五大欲求では、生理的欲求(生きていくのに必要な食欲・睡眠欲など)、安全欲求(自身の安全を確保したい)、社会的欲求(社会の構成員としての身分を保障したい)の次に尊厳欲求というのがあります。

尊厳欲求とは、言うまでもなく他人から認められ、尊敬されたいという欲求です。
そして、それが満たされた後に来るのが自己実現欲求、すなわち、自分の能力を使って、何事かを成し遂げたいと願う欲求なのです。

この説に沿えば、自己実現欲求を持たせるには、その前の尊厳要求が満たされる必要があります。
人材評価において「正しく評価」されたとき、人は自己実現に向かう、仕事に情熱を持って取り組む、という状況が出来るでしょう。

組織においては、目標に向かって邁進するグループが出来上がるのです。
実は、そのように皆が目標に向かいぶれない姿勢を作ることは、最もコストパフォーマンスがよい状態であるとも言えます。

会社を構成しているのは社員です。
社員が60%の力で働いているのと90%の力で働くのではどちらがよいのか、おのずと明らかです。

人材を正しく評価することは、会社の運営上でもとても大切なファクターであると言えるでしょう。
人材評価をおろそかにする会社は、企業活動をおろそかにしていると言っても過言ではないのかも知れません。

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カテゴリー:人材

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