定着が難しい介護人材の今後は
今現在の日本における少子高齢化は深刻な問題で、国会でも暫し討論の議題にあがりますが画期的な政策は打ち出せておらず、課題を抱えた状態です。
その中でも高齢化は深刻で、それに伴う介護現場での人材不足は、厚生労働省も頭を悩ませる事態になっています。
なぜ人員が不足しているかと言いますと、専門学校への入学者が減少していることと、離職する人の多さが原因だと言われています。
少子化により学ぶ人が減るのは仕方がありませんが、離職率の高さは改善の可能性があります。
介護で働く人の3割以上は1年以内に、8割の人は3年以内に辞めているという実態が報告されており、この数字は他の業種と比べても高い割合です。
その辞める最も多い理由として、給与の低さや昇給の少なさが原因となっています。
報酬が法で定められているので給与のベースを上げるのに限度があり、それでも事業者は職員の給与や待遇を改善するよう努力はしていますが、簡単に解決出来るには程遠く、省庁の認知度は低い状況です。
仕事の上でも現場で高い質を求められ、基礎資格をヘルパー2級から介護福祉士に統一という決定もなされています。
では、厳しいこの状況で人材をいかに確保するのでしょうか。
ロボットなどを利用すれば肉体的負担を減らすことが出来ますが、賃金が上がらなければ定着は難しいと言えます。
社会保障費が予算から大幅に減少されている現状を見ると、益々増えることが予想されるお年寄りが心地よい余生を過ごすには厳しく対策が急がれます。
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