福祉人材センターの仕事について
福祉人材センターは47都道府県に各1つはあり、その仕事は主に3つに分かれています。
まず1つ目は「求職者と求人者の仲介」で、働きたい人と、人材を求める企業の橋渡しとも言える無料職業紹介事業の仕事があり、その他にも、様々な人に福祉についての理解と関心を得られる様に幅広い活動を行なっています。
その活動の内容は、福祉入門講座や介護講座といった福祉講座や、再就労講習会、就職フェアなどがあります。
2つ目は「人材確保の条件整備」で、福祉の職場や施設などの求人活動の支援や研修、社会福祉士などの資格取得の推進があります。
そして、福祉関係のイメージアップや人材確保相談員による従事者の確保についての相談などの活動を行なっています。
最後の3つ目は「福祉で働く人の資質向上の支援」で、ホームへルパーなどの仕事の向上を図る為に、様々な研修事業を行なっています。
また、福祉の仕事と言っても、公的な福祉サービスとそれ以外の仕事がある事を知っておかなければなりません。
公的な福祉サービスは税金や保険料によって支えられており、社会福祉法や障害者自立支援法といった法令によって運営や設備などについての定めがあります。
それ以外では高齢者住宅や認可外保育施設があり、その他にも食事や外出を支援する事務所などが挙げられますが、こちらは住民組織やNPO法人などによる助け合い活動によるものもあります。
また、ボランティア活動を通して福祉に関わる事も出来ますので、興味のある人は地域活動やボランティアに参加されてみてはいかがでしょうか。
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