フォニックスの教材は幼児向け+大人向けの2面から
フォニックスとは、英語の書き文字と音の関係を結びつけるルールを学ぶものです。
音声学面からの英語学習法と考えてもいいでしょう。
一部の児童向け英語教室などで導入されています。
日本の学校で英語を習うとき、最初こそアルファベット単体の発音を勉強しますが、その後は単語を固まりで発音する練習に変わります。
おなじaと書かれている場合でも、単語によってエイと読んだり、アとよんだり、エと読んだりするのですが、その理由や正しい発音記号と発音方法は学ばないままです。
高校に入るとセンター試験に発音を区別する問題が出題されますが、ここで教わる書き文字と音のルールは非常に網羅的で、しかも短時間で詰め込まれる知識ですので実用的ではありません。
結局英語の書き文字と音の関係をしっかり学ぶことなく、単語の発音は丸覚えという日本人が非常に多いです。
フォニックスの教材には幼児向けと大人向けの2種類があります。
幼児向けのものはまず、アルファベットの発音をしっかりおさえるところから始まります。
次にあいまいな母音や2重母音などの日本人には発音が難しい母音、さらに子音へと1つ1つの音をじっくり身につけさせようという構成になっています。
一方で大人向けの教材は発音記号と発音をさらりと紹介し、音と文字のルールを学ぶことに重点をおいているものが多いようです。
英語の単語は書くだけならできるけれど、いざ発音となると、という大人にとっては最初から書き文字と発音のルールを教えてもらい、それにそって発音の勉強をするほうがフォニックス上達の速度が速いかもしれません。
しかし、幼児向けの教材は発音がきれいで、聞き取りやすく、面白いものもたくさんあるので、2つならべて学習してみるのも良いでしょう。
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