道徳の教材は各県様々な特色のあるものを独自に作成しています
道徳の教材は、今どんなものが使われているのでしょうか。
児童や生徒を健全に育む為に、文部科学省をはじめとして各県共に様々な教材を使って特色のある授業を行っています。
県独自の資料を作ってホームページで配布したり、ビデオを使って授業を行ったりと思考を凝らしていて、例えば千葉県の教育委員会では、東日本大震災とどう向き合うべきかをテーマに事例を挙げて授業に活用しています。
茨城県の教育委員会では、教室での授業ばかりではなくボランティア等の体験学習を多く取り入れ、体験を通して学ぶ授業に力を入れています。
もう1つの教材としては、NHKのEテレ(教育)というチャンネルで、週に1回現在放送中の道徳ドキュメントという番組を実際に児童や生徒に視聴させたり、資料として活用している学校もあります。
この番組の内容を少し紹介しますと、路上生活者(ホームレス)と呼ばれている人の実際の生活を取材したり、障害にも負けず乗り越えて行く姿や、ゴミを通して環境の問題を提示したりと、人との繋がりや困難に挫けずに自分の夢に向かってチャレンジすることの大切さ等、ある事例を挙げて自らそれについて考える内容になっています。
このように、子供達の健やかな心の成長を目的として、教員は勿論のこと保護者や社会の様々な人々が協力し合い、命の大切さや挑戦する強い心を伝えています。
いじめの問題が取りざたされている昨今、学校だけでなく社会全体で考えていかなければならない事例は多いのではないでしょうか。
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