TOEIC受験前には公式問題集を解いておくのがポイント
年10回行われているTOEICの公開テストの問題は、リスニング部門とリーディング部門で構成されています。
各部門で制限時間が決まっていて、前者は45分間、後者は75分間です。
問題数は各部門100問で、どのような形式問題が出題されるのかは決まっています。
制限時間と問題数から、1問に費やすことのできる時間はとても短いことが容易に予想できるでしょう。
そこで、限られた時間内に、より効率的に、より要領よく問題を解いていく必要がでてきますが、そのためには問題形式に慣れておかなければなりません。
そこで大いに参考になるのが、TOEICテストの開発機関が制作した公式問題集です。
他のものと比較した場合、一番の特徴は音声教材で、CDが添付されていますが、その音声教材に収録されているナレーションは、実際のテストと同じものになっています。
そのため、受験前から耳慣れさせるには最適で、テスト開発機関が制作しているという点からも、試験傾向や解説の信頼性がとても高いと言えます。
もちろん、他の機関や著者が制作した問題集や参考書も参考になるでしょうが、受験前に1度は公式問題集を解いておくことで、本番への心の準備や最終的なスコアアップにも繋がるでしょう。
日本では、長年受験英語をメインに学校教育が行われていて、読み書きはできるけれども話したり聞くことはできないということはよく言われていました。
TOEICを含む英語の試験対策の勉強は、果たして本当のコミュニケーション力に繋がるのか不安や疑問を感じるかもしれません。
しかし、受験英語と言われていた中学3年間の英語力だけでも簡単な日常会話はできるようになるため、試験対策の勉強も現実社会のコミュニケーション力の糧となることは否めません。
また、個人によって向いている学習方法は異なるので、自分に合った学習方法で、毎日数十分間でも継続して学習すること、参考書などで知識を習得したら問題を実際に解くことでその知識の確認をすること、そして繰り返し問題を解くことで知識を定着させることが重要でしょう。
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