TOEICの満点は1000点とはならない理由

TOEICとは、Test of English for International Communicationの略称であり、英語のコミュニケーション能力をテストする検定試験のことです。
リスニングテストが100問、リーディングテストが100問で、計200問の構成となっています。
一問5点で換算すると満点は1000点となりますが、そうではありません。

TOEICでは、単純な素点による加点は行われていないからです。
もし、素点形式で換算すると、問題によって平均点が異なります。

それによって、同じ点数をとっていても、受けた試験日程が異なることで、必ずしも同じ英語能力を有しているとは認定できなくなってしまいます。

特に、合否による判定ではない試験であれば、自分の英語能力を評価してくれるのは点数以外にありませんから、これはとても重大な問題となります。

そこで、英語能力検定試験としての公正さを高めるために、TOEICでは項目応答理論(IRT)を採用しています。
これは、統計的な手法を用いた採点方式です。

正解者が多い、言い換えると、簡単な問題は配点を低くします。
逆に、正解者が少ない難しい問題は、配点を高くします。

試験受験者の平均を元に算出しているので、問題の難易度が異なることによる点数の差が小さくなります。
以上により、TOEICの満点は1000点ではなく990点となっているのです。

そして、受験後には点数の証明である公式認定証が発行されることになっています。

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カテゴリー:TOEIC

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