TOEICの各セクションとその難易度とは
TOEICは英語能力が問われる試験で、世界150か国で試験が行われています。
日本文部科学省の実用英語技能検定(英検)と違い、合否判定ではなく英語のコミュニケーション能力を判定するスコアで評価されます。
TOEICのスコアのガイドラインはAからEまでの5段階に分かれており、試験はリスニングセクションとリーディングセクションの2つです。
リスニングセクションは1~4までのパートがあり全部で100問、それぞれ写真描写・放送での問題や会話問題、英語ナレーションによる質問があり、それに解答することが求められます。
このセクションで高スコアを取得するためには、何よりナレーションでの質問を聞き取れることがとても重要です。
そして、リーディングセクションは5~7のパートがあり、穴埋め問題と長文読解の問題があります。
長文読解の問題は、英文広告や手紙、また新聞記事などを読み、その内容についての質問に解答していきます。
リスニング問題は45分、リーディング問題は75分の時間を要し、全部で200問を解答しなければなりません。
リーディング問題では短文と長文の空欄の中に適切な語句を選ぶ穴埋め問題がありますが、これは文法が大きく関係しているので、文法を主として学んできた日本人はコツさえつかめば点数が稼げるパートと言えます。
しかし、最後のパートの長文読解は難易度が高く、ある程度のリーディングスキルを求められるため、早目に他のパートを終わらせ、出来る限りの時間を残して対応することが賢明です。
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