TOEICのスコアのレベルについて
近年、英語のスキルアップを測る団体は多く、自己啓発や福利厚生の面で導入する企業が増えてきています。
就職や転職でも英語能力は高い評価を受けやすいスキルの一つで、世界共通のテストであるTOEICのスコアを評価の対象にしている所もあります。
企業で求められているレベルは500点から730点と言われていますが、実際にどんなことが行えるレベルなのかを知っておくと、テストを受ける際の目安や参考になるでしょう。
一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会が提示しているTOEICのスコアは、220点以上が最低限のコミュニケーションができる程度で、ゆっくり話してもらうか繰り返し言い換えてもらえば簡単な英会話が行える、身近な話題であれば応答も可能であるという評価になります。
また、470点以上になると日常生活のニーズを充足し、限定した範囲内では業務上のコミュニケーションも可能な範囲となって、通常会話であれば要点を理解し応答にも支障はなく、表現力の不足はあっても自己の意思を伝える能力があると評価されます。
730点以上は、どんな状況でも適切なコミュニケーションが取れて、通常会話は完全にできる、応答が早い、話題が特定の分野でも対応できる力を持っているレベルと見なされます。
業務上も大きな支障はないという評価で、正確さと流暢さには個人差が出てくるものの、意思疎通を妨げるほどではないと判断されています。
さらに点数の高い860点以上になると、Non-Nativeとして十分なコミュニケーションが取れると判断されます。
この記事を読んだ方は下記の記事も読まれています
- TOEIC990のスコアのレベルについて
- 一つの難関点とも言われるTOEICの730点レベル
- TOEICスコアについて
- TOEICのレベルとそれを生かしてできること
- TOEICはスコアで評価されるので、点数の目安を知って目標にすると良いでしょう
- 点数によるレベル分けで英語能力を判別できるTOEIC
- 自分の英語力の判定にTOEICの試験結果が参考になります
カテゴリー:TOEIC